2009年01月08日

一辺両端角相等的名盤選出九選

と、いう訳で久し振りに個人的に「コレ来てるわ!」みたいなアルバムを一挙に紹介しようと思います。
ちなみに無冠の投稿は使いまわしました!こんな僕でゴメンなさい!
でもとりあえず結構手を加えました。「これ何度も見たよ」って方でもそれなりに新鮮さを味わえるような手具合にはした、つもりです。

♯4(凛として時雨)
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1. 鮮やかな殺人
2. テレキャスターの真実
3. Sadistic Summer
4. ターボチャージャーON
5. AcoustiC
6. O.F.T
7. CRAZY感情STYLE
8. トルネードG
9. 傍観
10. TK in the 夕景


鋭い音と気持ち悪い(※褒め言葉)歌声が特徴的な凛として時雨のファーストアルバム。
鋭いからといって、ただずっと疾走してばっかという訳では無く…
なんというか、一曲一曲毎に静と動が同居してる感じがします。
それが顕著なのは「鮮やかな殺人」「Sadistic Summer」「傍観」といった曲。
特に「傍観」なんかは凄いです。「僕は見えない」「僕は汚い」「僕は消えたい」ってずっと言ってるだけですからね。孤独死しそうな勢いです。
他にも飽きさせない曲が連なっていますね。
とりあえずツインボーカルです。男性と女性、一人ずつ居るんですけど、男のTK(ギターボーカル)の声がなんともね、なんともです。
正直最初はとっつきにくい事この上ないですが、聴くに従い「ほほう、ほほう」となっていきます。
気が付けばTKの歌声がしっくり来るようになってるんですから驚きです。
曲から歌声から、こんなバンドは他にはあまり無さそうです。


VAMPIRE(9mm Parabellum Bullet)
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1. Wanderland
2. Vampiregirl
3. Trigger
4. Keyword
5. Hide & Seek
6. The Revenge of Surf Queen
7. Supernova
8. Faust
9. 悪いクスリ
10. We are Innocent
11. 次の駅まで
12. Living Dying Message



9mm Parabellum Bulletのメジャー2ndアルバム。
一言で言ってしまえば中二病万歳です。
「お前だってとっくに神の十字架の前に縛られてんだ」(Vampiregirl)
の歌詞を見た時にはもう大爆笑ものだったんですがね。
実際、聴いてて気持ちいいです。これで僕も中二病決定ですな。
でもちゃんと普通の歌もね、ありますからご安心を。
演奏もゴリッゴリでいいですね。でもどこかキャッチーっていう微妙で絶妙なバランスになってると思います。
前半はどちらかと言えば激しめの曲が多いでしょうか。
僕が気に入ってる曲は「Wanderland」「Keyword 」「Hide & Seek」です。
なんでもオリコン初登場1位を獲っただとかなんだとかで。
ろくにテレビにも出てないのに、こんな短期間でここまで売り上げるなんて凄いですね。
…なんか裏でなんかあったんじゃねーかと思ってしまいますが。


感受性応答セヨ(eastern youth)
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1. 夜明けの歌
2. アバヨ,風の残像
3. スローモーション
4. 黒い太陽
5. 踵鳴る
6. 静寂が燃える(アルバム・ミックス)
7. 二月はビニール傘の中
8. 青の風景
9. ズッコケ問答
10. 素晴らしい世界



eastern youthが2001年に発売したアルバムです。
イースタンユースといえば、エモがどうとか良く聞きます。
この言葉の意味は…なんていうかこう感情的であって、でも哀愁があって、その中にこう、うんまあウィキペディアで調べてください。
でまあ僕は音楽に関しては無知に等しいですから、あんまりこの辺については何も書けないのですが、
とりあえず男らしいです。滾ります。
何故このバンドがこの程度の知名度なのか、いやまあ充分有名かもしれませんが、もう日本を代表しちゃってもいいくらいじゃねーかと思ってしまうレベルです。
なんというかもう全体的にカッコいい。こうとしか言いようがないです。
是非聴いてみて下さい。日本人ならどこか感じるところがあるはずです。多分これまでのアルバムレビューで一番レビューできてねえな…


冬空と君の手(LOST IN TIME)
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1. 花
2. 翼
3. 線路の上
4. 泣き虫
5. 声
6. 失敗
7. カガミ
8. 通り雨
9. 手紙
10. 4:53am


以前の日記のどこかで書いた気もしますが、もう一度改めて書きます。
若さが故の劣等感、挫折、いらだちを全部吐き出して歌ってくれています。
グシャグシャしながらも切なげなボーカルの歌声や、これでもかといった程スタンダードにポップ(若干ロック寄り)なメロディ。
どちらかと言えば、90年代をイメージさせるような音ですが、それもまた良いですねはい。
本当に1stアルバムやのにレベル100になっちゃってるよこのバンド、といったイメージです。
僕みたいなゴリッゴリの思春期が聴いたらもうたまらんですね。
或いはもう青春を終えた方々が聴いても「これは!」と思う節があるかもしれません。



群青(LOST IN TIME)
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1. 約束
2. 一つだけ
3. 列車


ロストインタイムのこちらは1stシングルです。
いやぁ、やばいですね。
たった三曲だけなのにこのインパクト。
基本的には、感想としては先述した「冬空と君の手」と大差無いのですが、よりいっそう、こう自分自身に叫びかけてるといったような印象を受けます。
今も聴きながらレビューを書いていますが、なんともいえない喪失感が襲ってきます。
でもそれに対して音楽自体は突き抜けたものになってるんですよね。
だからこう、自分自身のしがらみやなにやらを歌に任せて歌い上げてるというか、そんな衝動を感じます。
にしてもこのバンドは本当に変わってしまった感がありますね。ニューシングルを聴いてそう思いました。「あの頃は良かったなんて 言いたくは無かったのにな」(線路の上)



鉄風 鋭くなって(NUMBER GIRL)
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1. 鉄風 鋭くなって
2. TUESDAY GIRL
3. INAZAWA CHAINSAW



「ギターによる焦燥音楽、それすなわちRock」で有名なナンバーガールが出したシングルの一つがコレです。
うん、まあ実際のところはこのシングル自体は聴いた事無いんですけどね。
ベスト盤に収録されているこの三曲がもうヤバかったです。はい。
言わずもがなな名曲「鉄風 鋭くなって」は最初のベースでもうノックダウンされます。その間わずか0.1秒。
なんなんでしょうね。本当に。
次の「TUESDAY GIRL」は音もさることながら歌詞が大好きですね。
パッと歌詞を読んだ限りでは「体育祭の後に処女を奪われた女の子の話」、なんですがね。意味ありげですよね。
三曲目の「INAZAWA CHAINSAW」。このドラムがもう圧巻です。アヒト、やってくれます。今はVOLA & THE ORIENTAL MACHINEでギタボやってますが、ドラムも一流。僕が無理矢理やろうとしてもそらもちろん出来ないでしょうし、出来ても多分腕折れます。凄い。
で、「なんやねんギターによる焦燥音楽て」とか僕は思ってたのですが聴いてみてなんとなく意味が解かったような気がします。
確かに聴いていてジリジリとしてきます。
うん、絶対コレレビューになってない。


人間失格(人間椅子)
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1. 鉄格子黙示録
2. 針の山
3. あやかしの鼓
4. りんごの泪
5. 賽の河原
6. 天国に結ぶ恋
7. 悪魔の手毬唄
8. 人間失格
9. ヘヴィ・メタルの逆襲
10. アルンハイムの泉
11. 桜の森の満開の下



人間椅子のファーストアルバム、「人間失格」。
もう全部が全部怪し過ぎます。全ての曲に妖怪が棲んでんじゃねーのみたいな勢いです。
一曲目のインスト曲からもうビリビリと来るものがあるんですが、その後二曲目「針の山」に移った瞬間に、してやられた感が押し寄せてきます。
これが20年近く前に発売されたものだと思えません。
スローペースの曲が多めで、疾走感のある曲が好きな人は戸惑うかもしれません。
でも一音一音には目を見張るものがありますし、不気味な歌詞やギターに注目するとこれもこれでニヤけてしまうくらいの出来のよさ。
どれかと言えば筋少に近いものもあるかもしれません。実際親交もあるみたいですし。



頭脳警察1(頭脳警察)
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1. ~イントロダクション~世界革命戦争宣言
2. 赤軍兵士の詩
3. 銃をとれ(Part 1)
4. さようなら世界夫人よ
5. 暗闇の人生
6. 彼女は革命家
7. 戦争しか知らない子供たち
8. お前が望むなら
9. 言い訳なんか要らねえよ
10. 銃をとれ(Part 2)



このアルバムは頭脳警察のライブの様子を収めたものです
発売前に発禁になるような過激な思想()が籠められた歌詞やもろに「てめえのマンコにきいてみな」と叫んだりと、そらまあそうなりますわな
と言いたくなるような曲ばっかりです。
でも、力強く叫ぶその様や、「こんな世界なんて」と赤軍を通してでも歌いあげるそのエネルギーには感服せざるを得ません。
音楽として聴くのもアリですが、これを通して当時の日本を知る事も僅かですが出来ると思います。
今や伝説とまで呼ばれる頭脳警察。彼等のエネルギーをどう捉えるかでこのアルバムの価値観も変わってくるかもしれません。とにかく強烈です。


甦る陽(THE BACK HORN)
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1. サーカス
2. 走る丘
3. 新世界
4. リムジンドライブ
5. 無限の荒野
6. 甦る陽
7. 茜空
8. ひとり言
9. さらば、あの日
10. 泣いている人


という訳で結局最後にバックホーン。好きなんだもの、仕方ないね。
個人的には、粗くて堅い大岩がゴロンゴロンしてるイメージです。
自分自身への苛立ちや劣等感をどうにかしようともがき叫びつつも、
それでも生きるしかないと半ばヤケクソで前を向く歌が多いです。
切ないメロディが印象的な「新世界」やラストの「このままじゃいけない」があまりにも衝撃的な「ひとり言」。
本当に一つ一つの曲にあらん限りの劣情と衝動、優しさが籠められています。
ラストの「泣いている人」はバックホーン屈指のバラード。
感動的です。

posted by 一辺両端角相等 at 14:43| Comment(0) | TrackBack(0) | レビューになってない | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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