2009年06月28日

一辺両端角相等的注目のCD三選

今晩は!モーニング娘の右の乳房の方です!

多分「。」はつけてないから訴えられる事はないとは思うんですが、
こんな事書いて、もしつんく♂が僕んとこに押しかけてきたら、
と考えるとたまらんので今のうちに気に入ったCDのレビューを書いておきたいと思います。

あっ、キノコ大喜利の投稿凄い勢いで募集中です!宜しくお願いします!





鴉/影なる道背に光あればこそ



以前インターネットで色々調べている時に、
HMVのサイトにて
「eastern youthとBACK HORNを彷彿とさせる」
と書いてあったのでもう聴くしかないだろう、とTSUTAYAに直行して借りてきた、秋田発のバンド、鴉です。

いやぁ、良かったです。
イースタンユースはどちらかといえば内省的な、自己啓発のような歌詞の曲を作っている(ように見える)のに対し、
この鴉は直接的に聴き手へメッセージを送っているように聴こえました。
曲調もキャッチーで聴きやすく、またボーカルの歌声もエモーショナルに響きます。
アルバム名が歌詞に含まれた「時の面影」なんかは非常に力強く、
曲調のみで言えばそれこそイースタンユースのアルバムに含まれていても遜色が無い程。
しかし彼等の魅力、個性は歌詞とそして静と動のバランスが非常に際立っているというとこでしょうか。
それはアルバム単位でも言える事で、「Am」のようなイントロからニヤけてしまうような激情的曲や、
包み込むような、語りかけるような歌声とギターが身にしみるバラード、その名も「優しい歌」にはグッととさせられます。
かと思えば不穏な空気が流れ、
直後に急激な転調とシャウトが湧き起こる「爽鬱」がヘッドフォンから鳴り響き、
そして最後には力強い歌声と、ラストの切なげな合唱が印象的な「帰る場所」がこのアルバムをキュッっと締めています。
しかしバックホーンといいイースタンといいブッチャーズといい、北国出身のバンドはなんでこうも力強いのか。
やはりその土地柄というものが出るのでしょうか。いずれにせよ、滾ります。

どうやら近々早くもメジャーデビューするとのことです。いずれにせよ今後の鴉には期待したいです。
オススメの曲はドラマティックな展開と聴き飽きないリズムが特徴的な「茜空」。

これを掲載する前に銀沙灘さんのブログを見てみたら、鴉を取り上げてらっしゃいました。
銀沙灘さんの聴く音楽の範囲の広さには頭が下がります。



嘘つきバービー/増えた1もグル



嘘つきバービーのセカンドミニアルバム、増えた1もグル。
アルバム名からしてもう意味わかんない。ついでにジャケットも意味わかんない。
しかしCDケースを開けた瞬間から、その嘘つきバービーの世界に急激に引き込まれいきます。
とりあえず、すごい事になってます。
収録曲ももの凄いパンチ力が効いたものばかり。
以前も紹介した、殺人的なリフと驚愕の歌詞(は全ての嘘つきバービーの曲に当てはまるんですけども)
にただただ聴くことしかできない「やわらかヘンリー」に始まり、
気味の悪いイントロから、やはり気味の悪い、でもどこか突き抜けた感がたまらない「竹」。
可愛らしい「くぅー」の連続と、それに対して「異常な子供達」とかいう歌詞、
ゆら帝のようなノイズな間奏が混じった、随所にカオスな雰囲気がただよっているローテンポな怪曲「ふくすけ」。
疾走感はあるのだけれど、でもどこかおかしい。とにかくおかしい「タンポポになぞった人間の話」。
超気だるい、まさしくじめじめじっとりとした問題作、「むれにむれる」。
ジャケットや歌詞カードのデザインはこの曲から来たのでしょう、無駄に軽快な曲調と手拍子、
「ばけもんに恋をされようとは」とかもうなんやのこれ…、としか形容できない「海大のばけもん山のように」。
といったどれもこれもえげつなくてちんちくりんな曲達のオンパレードです。
きっと聴いた人は皆が皆再生から23分47秒後、「なんだったんだよこれ」と思うはずです。

綺麗事やカッコイイ事ばっか歌うんが音楽じゃないんだなと改めて気付かされる一枚です。
どう見てもアウトロー。



THE BACK HORN/風船



はいはいバックホーンですよバックホーンですよという訳でして、インディーズのシングル、風船です。
シングルとは思えない濃密度。初期のバックホーンの魅力がこの3つの曲に凝縮されています。
表題作の「風船」は諦めたような静かな曲調から始まります。
「この心は何故変わってゆくんだろう 悲しくて泣いた夕闇の中」
と、昔を回帰し後悔している様が伝わってくるメロを越え、その後悔はサビを迎えさらに強くなります。
2番のサビの終わりにある「神様は救わない 壊れたおもちゃなど」のシャウトにはもう震えます。
罪を犯した後の後悔かなにかかは分からないですが、『あの綺麗だった頃に戻りたい』と歌う絶望的な曲です。

次の曲、「ザクロ」はなんとも攻撃的で狂気的です。
『「ザンギリアタマヲタタイテミレバ ブチマケテ アノ世行キ」』とか頭おかしいんじゃないでしょうか。
ボーカルの発狂具合とえげつなくて生々しい音、
最後のドゥルンドゥルンとしたギターソロといいまさしくザクロの中身、
人の中身のような恐ろしさが出ています。

しかし三曲目の桜雪では一転、キレイなバックホーンが垣間見えます。
『桜』に『雪』をあわせる辺りからしてキレイだと思いました。
歌詞も音楽も、日本人にしか作れないだろうなという代物になっています。
クモの糸、月光、水彩画、ヒダマリといった日本ならではの歌詞が印象的です。
それでもやはり前二曲と同じ様に「自分自身=汚い」という考えは一貫しているようで、
「海に身を投げ眠ろう」や「塗り潰され隠された我は闇」といった表現も随所に見られます。
間奏のベースもしんみりとした感じで好印象。
まさしく春の綺麗な桜と自分自身を対比しているようです。
そして、1テンポ置いた後に流れてくる、ボーナストラックであるインストの「桜雪ピアノバージョン(ショート)」も美しいです。
この1枚でバックホーンが全力で楽しめるものとなっています。

後半二曲はアルバム未収録ですが、バックホーンファンは買っても絶対後悔しないと思います。




それでは、つんく♂が来た時の為に僕の♂をこん棒みたいにしてきます。
レッツユアファイルホスッ!
posted by 一辺両端角相等 at 16:02| Comment(0) | TrackBack(0) | レビューになってない | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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